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米国通商政策の不確実性が日韓の雇用を脅かす

米国の通商政策の不確実性に対し、日本と韓国の労働経済研究機関は、両国の中小製造業と労働者が深刻な雇用リスクに直面していると警告している。両国政府が調整的対応を取らなければ、2024年の規制変動と関税リスクにより、直接製造業部門で18万人から24万人の労働者が失職する可能性があるとされている。

米国の通商政策をめぐる不確実性が、日本と韓国の数十万人の労働者の雇用を直接脅かしている。東京とソウルの労働経済研究機関は、半導体・電子機器・自動車産業に集中する中小製造業が市場アクセスの確保に向けた政府による調整的支援を緊急に必要としていると警告している。両国が二国間で歩調を合わせなければ、2024年の規制変動と関税リスクから両国の製造業雇用の数万人が差し迫った危機に直面する可能性があると分析者は指摘している。

両国の労働経済研究機関は、共有サプライチェーンの脆弱性の増加を記録した報告書をほぼ同時期に発表した。研究によると、電子機器・自動車・半導体工場の労働者は計230万人の直接雇用を代表しており、政治的変動が継続すれば労働時間の削減に直面する可能性がある。ソウルの労働組合連盟は、政府に対して東京との直接対話を確立し雇用保護を図るよう正式に要求した。日本の労働組合も同様の請願書を政府に提出し、労働者保護に向けた政府による調整的対応を要求している。

日本と韓国の製造業基盤に影響を与える商業的ダイナミクスに対応しながら、産業別失業を防ぐ国内政治的圧力に両政府は直面している。日韓のサプライチェーンは年間90億ドル規模で統合されており、韓国の中小製造業の42パーセントが米国の優遇的市場アクセスに部分的に依存している。調整的対応がなければ、米国の政策が移行期間なく強化された場合、直接製造業部門で18万人から24万人の労働者が失職する可能性があるとアナリストは予測している。自動車・半導体製造に依存する地域は特に経済的混乱に直面するおそれがある。