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日本の機械受注、3月に9.4%減少

日本の3月の機械受注が前年同月比9.4%減少して1兆100億円となり、企業の設備投資の段階的な鈍化を示している。企業の投資削減は中小企業の労働者の勤務時間短縮やボーナスカットにつながり、今後の採用や賃金交渉に下方圧力を与える可能性がある。

日本の3月の機械受注が前年同月比9.4%減少し、1兆100億円となった。民間企業(船舶・電力設備除く)の受注が減少したもので、企業の設備投資の先行指標とされている。この数字は最近四半期における最低水準であり、企業投資の段階的な鈍化を示している。

大型製造業やサービス業の企業が投資予算を削減する中、中小の下請け企業の労働者は勤務時間短縮やボーナスカットの圧力にさらされている。企業が設備投資を減らせば、新規採用の発表が減少し、残業需要が低下し、賃金交渉において下方圧力が強まる。設備投資の縮小は直接的に雇用機会の減少につながるもので、既に失業と雇用の不安定化が実賃金を下押しする中での投資削減である。

この傾向が4月から5月にかけて続く場合、6月には製造業と建設業で人員削減の発表が始まると予想される。中小の下請け企業が最初に給与削減に動く可能性がある。日本の労働組合は今後の賃金交渉で労働者の利益を守る圧力に直面するが、その交渉力は大幅に弱まった状況での対応を迫られることになる。